セドナ

グランド・キャニオン鉄道に乗って、ウィリアムズへ
森、砂漠、牧場と次々に変わる景色の中を時速２０kmでのんびり列車が走る。
２時間ほどの間。客を飽きさせないため、列車内で音楽などのエンターテインメントがある。突然、覆面をした列車強盗が現れ、客を脅すという趣向もある。

　ウィリアムズに着くと、以前に使われていた機関車が飾ってある。新旧機関車がよく分かる。ウィリアムズからルート６６、国道４０号を通りセドナに向かう。
セドナは、今年初めにお笑い芸人の田村淳が歌手の安室奈美恵とお忍びで来たのをマスコミで暴露されてから、一躍人気が出てきたそうだ。

　セドナは、大きな真っ赤な一枚岩の山々が低木の緑に囲まれた､個性的な自然美をもった町。景観を保つために建物もレンガ色に統一されている。
　ボルテックスと呼ばれる赤い岩山が広がる景観からセドナ一帯の土地は、レッド･ロック･カントリーと呼ばれ、大地からのエネルギーが湧き出ているといわれている。

空港のあるエアポート・メサにあがると町が一望できる。

　ジュリファーという枯れかかった大きな樹のそばにある赤い石に触るとビリビリすると言われたが、全然しない。信仰心がない証拠？

　町の中のショッピング・ギャラリーにはブテッィクやカフェなどが並んでおり、色々な花が咲き乱れているお洒落な一角となっている。

セドナのシンボル的な大きな鈴の形をしたベル・ロック。これに向かって、両の手をかざすと磁気を感じると言われる。皆がかざしてみるが、感じる人と感じない人がいる。どうも感じる人の方が少ない。