モ　ナ　コ

Ｆ−１レースで知られるモナコは、バチカン市国に次いで世界で２番目に小さな国である。前長３ｋｍと言うから自動車ではあっという間に端から端まで行ってしまう。ニースから国道を通って来ると、道端に見落とすほどの小さな石碑が建っている。これが国境を表している。

地中海を見下ろす海抜427メートルの岩山の上にあるエズ村は、まるで鳥（鷹）の巣のようであることから、「鷲の巣村」とも称されている。中世の面影を残す石壁の小さくかわいらしい村で、村全体がきれいに保存されている。長い石段を登ったところにある熱帯植物園の展望台からエズ村の全貌や地中海の絶景を見ることができる。　　　 長く続く石段 熱帯植物園から見たエズ村 　　 熱帯植物園内の花やシャボテン

モナコ大聖堂や大公宮殿、国会議事堂、裁判所のある官庁街へは、観光バス乗り入れ禁止のため、港近くの駐車場から岩山をくりぬいた大型エレベーターで上っていく。 モナコ大聖堂 　１８７５年に建設されたロマネスク・ビザンチン様式のカトリック教会。グレース王妃をはじめ、歴代の大公がここに眠っている。 　　　　 　不慮の交通事故死を遂げた故グレース・ケリー王妃の墓前には今でも沢山の花が飾られている。 　　　　 　　　　　 　国会議事堂 　　議員数が少ないからか、議事堂も非常に小さい。 モナコ大公の執務する大公宮殿。 フランス人衛兵が守っている。 　 　宮殿横の見晴らし台からモナコの港街が一望できる。 　某日本芸能人の住むマンションも見える。 　緑の並木の下がモナコ・グランプリのポール・ポジションである。 街で見た郵便ポスト 「華のフランス」トップに戻る モナコ ニース アヴィニヨン リヨン ロワール モン・サン・ミッシェル シャルトル パリ