１１月の終わり、北インド地方の世界遺産を中心とした観光をした。　 　コースと主な見所は、 　　　デリー 　　　・・・クトウプ・ミナール、フマユーンの霊廟 　　　ベナレス　　・・・ガンジス川の沐浴風景 　　　カジュラホ　・・・官能的な彫刻で知られる寺院群 　　　アグラ　 　　・・・総大理石造りのタージ・マハール、アグラ城塞、ファーテプル・シクリ 　　　ジャイプール・・・アンベール城、風の宮殿、シティ・パレス、ジャンタル・マンタル 　　下の地図上で都市名をクリックして下さい。 　　１０億人を超えるこの国、どこへ行っても、人の多さと、二輪、三輪の多さには圧倒される。また、どこの観光地へ行っても物乞いと売り子の執拗さには辟易する。たまたま、見かけた一人の子供に煎餅を一枚あげたところ、たちまち、どこからか現われた１０人ぐらいの子供に取り囲まれたことがあった。情報網がいきわたっているのだろう。 　デリーのような大都会は、地下鉄、新幹線、高速道路、集合住宅その他大きなビルの建設が盛んで、活気を帯びていたが、一歩郊外や田舎町へ出ると、いまだに、昔ながらのわらぶきのような小屋に住み、はだしの生活をしている人たちが多数見受けられた。 　インドのこの時期、季節的には、暑くもなく寒くもなく、夜は若干冷えるが、薄手のジャンパーでもあれば対応できるほどであった。山間部を除けば、年間を通じて平均最低気温が５℃を下回ることがなく、地域によっては お米が一年に３回収穫できるところもあるとのこと。 　各地で綺麗な花が見られる。⇒「花いろいろ」