今回は、今ＳＮＳで話題沸騰の「濃溝の滝」、「江川海岸」をメインに「鋸山・地獄のぞき」と「粟又の滝」など南房総であった。
【1日目】
ＪＲ名古屋駅 ⇒ ＪＲ小田原駅 ⇒久里浜港⇒（東京湾フェリー）⇒房総半島・金谷
⇒鋸山日本寺・地獄のぞき ⇒南房総白浜温泉＜泊＞
【2日目】
仁右衛門島⇒ 清水渓流公園・濃溝の滝⇒養老渓谷・粟又の滝⇒ 上総牛久駅
⇒（小湊鉄道）⇒上総三又駅 ⇒江川海岸 ⇒東京湾アクアライン⇒ ＪＲ新横浜駅
⇒ ＪＲ名古屋駅
新幹線で新名古屋から小田原まで行き、久里浜港へ向かう。東京湾フェリーで久里浜港から約４０分で金谷港へ。
山の本当の名前は乾坤山という。
山頂までは、山麓駅から山頂駅を結ぶ全長680mのロープウェーに乗って約４分。
山頂には関八州、駿豆二州を一望できる展望台がある。
展望台の横からガタガタの山道を歩いて日本寺の入口へ。
日本寺は開山当時、七堂十二院百坊を完備する国内有数の規模を誇り、良弁、弘法大師（空海）、慈覚といった名僧も逗留している。空海は100日間護摩を焚いて石像の大黒尊天を彫ったと言われる。
仁王門の金剛力士像は慈覚大師の作と伝えられている。
日本寺の入り口から長くて険しい石段を昇る。途中、 巨大な岩に掘られた「百尺観音」を参って頂上付近まで行くと、約１００ｍの絶壁の上に突き出した岩場に出る。ここから下を見る景色は「地獄のぞき」として人気のスポット。
「地獄のぞき」
この後、白浜温泉へ向かい一泊。房総半島最南端に位置する南房総国定公園の白浜。太平洋に面し遠くは伊豆七島を眺望できる景勝地。
ここのシンボルとして野島埼灯台がある。
夕食時に地元の大吟醸を飲む。
鴨川市太海の沖合約200mにあり、周囲約4kmの千葉県でもっとも大きな島で、島主である平野仁右衛門氏の個人所有。千葉県指定名勝。新日本百景にも選ばれている。
島へは、２０人乗りほどの小さな手漕ぎボートで渡る。
夏涼しく冬暖かい温暖な気候で、キンギンハリナス、ハナツルソウ、トランペットフラワーなど南国調の植物が見られる。
平野仁右衛門氏の住居
海暮れて 鴨の聲 ほのかに白し 芭蕉
島の南側は荒々しい海岸線が見られ、自然の防波堤となっている。
清水渓流公園の駐車場から遊歩道を行くと濃溝の滝に出る。
３５０年程前に、ここの山間を房総方面に向けて道路の整備をする際に、大きく迂回していた川を人工の洞窟の中に通す「川廻しの工事」が行われ、そのときに削られた岩盤の高低差が滝になったのが「濃溝の滝」。岩盤の形が亀の形に似ていることからこの洞窟を「亀岩の洞窟」と呼ばれている。
清水渓流公園内の「幸運の鐘」
（ファインド・トラベル社のHP写真を拝借）
公園内遊歩道
国道から、すぐに滝巡りの遊歩道が続いている。急な坂道と階段を下って養老川に出ると落差３０ｍ、全長１００ｍのゆるやかだが、巨大な「粟又の滝」が流れている。「養老の滝」とも呼ばれ、養老渓谷にあるいくつかの滝の中でも特に有名な滝である。帰りには途中休み休み、息を整えて上ってきた。
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 急な坂道の遊歩道 |
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木更津市にある江川海岸は東京湾に残された唯一自然の干潟を利用し、潮干狩りを楽しむことができる。
過去に使用していたあさり密漁の監視小屋まで電気を送るために取り付けられた電柱が海の中に立っていて、その景観は、宮崎映画の「千と千尋の神隠し」に登場した海の上を走る電車のシーンを思い浮かべさせるとか、ウユニ塩湖を連想させるとかでＳＮＳで評判を呼んでいる。
そのため、大勢が押しかけるようになり、一部無法者もいるためか、電柱前のスロープには大きなゲートができて「危険、立入禁止」の立て看板が立ち、一般の人は砂浜へ降りることができなくなった。
木更津基地から飛び立ったヘリ