ジュネーヴ　と　モンブラン ジュネーヴ 　森と公園に恵まれたスイスでも屈指の観光都市である。 　スイスには約１５００の湖があるが、レマン湖はその代表的な湖。この湖を取り囲むように、ジャルダン・アングレやオービーヴ公園がある。 　また、近くの森の中には、国連、国際保健機構、ＩＬＯ，ＩＯＣなどの国際関連機関のビルが数多く見られる国際都市でもある。 レマン湖畔には高級マンション、ヨットが並ぶ。 　 　140mも吹き上げるレマン湖の大噴水は、世界一の高さと言われている。 　街の中にあるサン・ピエール寺院 は、１０〜１３世紀にかけて建てられたもので、青銅の尖塔は６４mもあり街のシンボルともなっている。また、ジャン・ジャック・ルソーが住んでいた家も見られる。 　湖畔にあるオービーヴ公園では毎年世界バラ展が開催される。 　ジュネーヴ州立大学の構内は市民公園として開放されており、一日中、大勢の市民が憩いの場として訪れ、マロニエやプラタナスの緑や美しい花をめでている。また芝生では小さな子供を連れた家族が思い思いに楽しんでいる。 　写真のような大将棋(チェス？)も１０面ほどあり、なかなか盛んなようだ。 　ジュネーブからパリへはＥＵが誇る新幹線ＴＧＶに乗って行く。 モンブラン 　ジュネーヴﾞから車で２時間ほど南東へ走るとフランス領のシャモニにつく。 　さすが冬のオリンピックが開かれた町で、周りは高い山に囲まれ、スキーや雪山登山のメッカになっている。 　アルプスの女王と呼ばれるモンブランは、下の町から眺めても、そばで眺めても美しい。   モンブランやスキー場を背にしたシャモニの町は、ムラサキブナや白い教会が雪山に映えて美しい。 富士山（３７７６ｍ）よりも高い標高３８４２ｍのエギュ・デュ・ミディの展望台までは、ロープウェイで運んでくれる。 おそらく、世界一高いところまで行くロープウェイだろう。ロープウェイから見る周りの山の岩肌が厳しい。 　 ヨーロッパの最高峰、こんなに快晴、無風のモンブランを見られるのは奇跡に近いとの事。気温零下２℃でも全く寒くない。半袖姿の太ったおばさんがいたのには驚いた。 エギュ・デュ・ミディの展望台から見たアルプスの山々 「旅の思い出（海外旅行）」目次に戻る