 西漢南越王墓博物館
約2１00年前の前漢（西漢）時代の南越国2代目国王・ 趙眛の地下宮殿（石室王墓）と世界最古の鋳物の鼎や楽器など今までの考古学を大きく書き換えるようになった貴重な埋蔵品が1000点以上展示されている。
右の「竜鳳透かし彫り玉製佩」は博物館のマークとなっている。
 展示品の中でも最も有名なのが玉衣で、石室に埋葬されていた王の全身が、１１９１枚の玉片を赤い絹糸で結んだ鎧のような衣で覆われている。 |
沙面
市内南部にある面積約２２万㎡の小島で、アヘン戦争以降、外国船が入港する珠江の船着き場であり、中国で初めてのイギリスやフランスの租界となった。
今でも数多くの洋館が建ち並ぶ異国情緒あふれる街並みとなっているが、建物はすべて政府が買い取り、ホテルや事務所、ブティック、土産物店などに貸し付けている。 |
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沙面を流れる珠江
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陳氏書院
清朝末期の1894年に、広東省72県に住む「陳」姓の一族が祖先を祀るとともに子孫の学習機関として創建したもので、「陳家祠」とも呼ばれている。中国南方様式の建物で、敷地は約１万㎡、9堂6院を有している。
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建物の屋根、柱、窓、欄干など至る所に、中国古典や故事に因んだ人物や珍獣、山河などの極彩色の精巧な彫刻が見られる。特に、屋根の塑造の瑠璃瓦が美しい。 |
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中庭を挟んで立ち並ぶ前院、後院、西院はそれぞれ廊下で結ばれている。 |
現在は「広東民間工芸館」として使われており、陶磁器、書画、硯、象牙や翡翠の彫刻などを展示している。
    
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越秀公園
92haの面積を持つ広州市最大の総合公園で、市民が朝からやってきて散歩や太極拳をしている。
公園内には北秀湖、南秀湖、東秀湖という三つの人工湖や漢代の南越王趙佗が建てた越王台、東晋時代の三元宮、明代の城壁、広州博物館のある鎮海楼、孫文を記念する中山記念碑などがある。
鎮海楼（広州博物館）
明代の1380年に越秀山の城壁の上に造られた高さ28ｍの5階建ての建築物で、古くから氾濫を続けてきた珠江を鎮めるために建てられたもので、珠江を海と見立てたことから「鎮海」の名がある。
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| 1～4階は「広州博物館」となっており、広州市周辺から出土した殷・周の銅器、漢代の墓から発掘された銅鏡、銅器、瓦製明器などが数多く展示されている。 |
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最上階は展望台になっていて、広州を一望することができ、広州八景の一つとされている。 |